七夕
2009年07月07日
七夕・・・・・・
銀河を越える愛の力は私達にもエネルギーをくれるでしょうか?
七夕は、旧暦七月七日の夜天の川(銀河)の東にある牽牛星と西にある織女星(しゅくじょせい)が、銀河をはさんで年に
一度の会合をするという中国の伝説から来ています。
因みに中国の文献に、織女星と牽牛星が登場するのは、春秋時代(BC770年~)の「詩経」の四国風の中の一説との事。
しかし、そこには、七夕に関しては、記されておらず、6世紀に梁の昭明太子蕭統(しょうとう)らにより編纂された「文選」中の
漢代の詩「古詩十九編」の一つに件のカップルのロマンスが歌われているようです。
いずれにせよ、七夕は、元来旧暦の7月7日の行事であったことです。
因みに2008年の旧暦7月7日は、現代のカレンダーでは、一ヶ月遅れの8月7日にあたります。
日本の民俗学の権威である柳田国男氏は、その著書である「年中行事覚書」に中で、「7月の七夕という日に
2つの星が銀河を渡って相会するなどという話は、書物を読んだ日とが知っているだけで、数からいうと十分の一に足らぬ..」と書いています。
更に柳田氏によれば、明治以前は、民衆にとっての七夕は、最も大切な旧暦7月15日の盆の準備のため、
水で汚れを洗い清めるといった要素が強かったとか。明治以前に七夕に星空を愛でたのは、江戸や京都のごく一部の風流人だけだったとのことです。
2008年七夕開運アクション
七夕の歴史を少し探ってみると、今のコンセプトとは随分とかけ離れたものである事がわかります。
とはいえ、年中行事は、いつの時代でも人々の想いが一つになって特別なパワーを発揮するもの。
歴史的背景がどうあれ、七夕も、多くの人が特別な想いを抱きながら参加すれば、特別にエネルギーが発動されることでしょう。
そこで、2008年の七夕におすすめの開運アクションをご提案致します。
【みそぎ】柳田博士の文献にもありましたが、七夕の日は、朝シャンで一日を開始しましょう。
2008年の七夕は戊申にあたります。戊と夫婦の関係にある癸をあらわす「シャワー」は、出会い運アップにつながります。
【参拝】特別な行事のある日の参拝は、効果を上げやすいものです。一説には、織女姫は巫女さんだったと言われています。
そこで、巫 女さんの間で大人気の神様「大国主命」(大黒天様)に参拝してみましょう。恋愛運アップに効果的です。
【笹と短冊】七夕といえば笹と短冊。短冊は、織姫にあやかって、女子が裁縫や習字の上達を願う意味で吊るしたもの。
笹と短冊は、家の中心から「東南」に飾りましょう。最も願い事が聞き入れてもらいやすい方位です。
【デート】13時~15時、或いは19時~21時に家を出発して、「西」に向かいましょう。素敵に盛り上がることでしょう。
【食事】この日活力を頂けるラッキフードは「お刺身」。旬の鮮魚に、いける人は、「日本酒」も添えればパワーアップにつながります。
みなさんが、七夕パワーを存分に活用して、夏を乗り切る元気を手に入れられることをお祈りしております!
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